穂別高生が ボランティア 地域活性化に奮闘

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年8月12日

 むかわ町の穂別高校の生徒たちが、11日に穂別キャンプ場で開かれたイベントに、ボランティアスタッフとして参加した。地域の活性化に一役買おうと、奮闘した。

 「RAYOCHI」の早瀬千佳代表は、毎回イベントの開催前に、同校の生徒らに声掛けし、ボランティアスタッフを募集している。

 この日は2、3年生の3人が参加。ラヨチで扱う恐竜関連グッズ売り場の売り子を担当し、若い力を発揮して来場客に応対した。

 同校2年の渡辺愛里さん(17)は「恐竜は地元で当たり前の存在なので、人気についてはあまり知らなかった。イベントに協力し、思ったより恐竜好きな人が多いと分かった。小さい子でも詳しいのでびっくりした」と驚いた様子。今後もイベントに合わせて「できる限り協力していきたい」と意欲を見せた。

 早瀬代表は「地域を盛り上げようと頑張っている大人たちの姿を見てもらい、次の世代につないでいけたら。穂別のことを考えつつ、町外の人たちと関わるきっかけにしたり経験を重ねたりして、将来につなげてほしい」と期待していた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー