安平町追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」、SIRル・ペタウゴルフコース(追分春日)などで6、7の両日、縁日やジンギスカンビアガーデン、ゴルフ体験イベントが開かれた。
各施設の集客、利用率の向上と町内の回遊交流を図ろうと、それぞれで行うイベントを組み合わせた町の「ゴルフツーリズム」のモデル事業。
同ゴルフコースでは、打ちっ放しやスナッグゴルフ、3ホールのラウンドといった体験やプロからのレッスンが受けられる企画のほか、子ども向けに型抜き、ゴルフボールすくいができる縁日、家族連れで楽しめるジンギスカンビアガーデンを同時開催。道の駅からの無料シャトルバスも運行し、同駅から来場した家族連れなど普段とは違った客層も見られた。
ラウンドを初体験した追分小6年の榊悠汰君(11)は「打ちっ放しとは違ってアイアンやパターが難しかったが、楽しかった。ジンギスカンもおいしいし、いい思い出になった」と喜んだ。同じく初ラウンドだった追分小6年の中村真央さん(12)も「斜面があったり、芝の生え方が違ったりして、全然うまく打てなかったが、またやりたい」と笑顔を見せた。同ゴルフコースの小川仁史副支配人は「ゴルフ場に来たことがなかったお客さんも道の駅から来てくれた」と手応えを感じていた。
また道の駅では2日間、ヨーヨーすくいや型抜き、くじ引きなどを用意した縁日が開かれたほか、ぬくもりの湯(追分中央)では通常より30分早い午前10時30分から営業した。21日まで継続する。