5日早朝、苫小牧市清水野球場で準々決勝1試合が行われ、苫小牧ヤンキースがオールドボーイを下して4強に名乗りを上げた。
▽準々決勝
苫小牧ヤンキース
000220―4
020010―3
オールドボーイ
(六回時間切れ)
(苫)三塚―山崎
(オ)若松―遠藤
?平野(苫)
▽球審―成田昭
▽塁審―松原、畑垣、伊藤
苫小牧ヤンキースは同点の五回、敵失を足場に梅田の適時打などで勝ち越し。
オールドボーイは二回、遠藤の2点適時打で先制したが、三回以降は打線が振るわなかった。
―〔けさのヒーロー〕苫小牧ヤンキース・三塚翔太郎投手(30)「 6回11奪三振の快投 」
6回11奪三振と好投を見せた左腕。「調子は良かったけどそんなに三振を取れていたとは思わなかった。まずは勝ち切れてうれしい」と笑みがこぼれた。
4強が懸かるだけに緊張していた。二回に3安打を浴びて2点の先制を許したが焦りはなく立て直した。「甘く入ったわけじゃなかったが相手にうまく打たれた。仲間が取り返してくれたので安心して投げれた」とチームメートの援護に感謝。以降はわずか1安打に抑えた。優勝まであと二つに迫った。「慢心することなく、挑戦者のつもりでプレーする」と意気込みを語った。