第25回北日本還暦軟式野球大会が29日、苫小牧市で開幕した。北海道、東北代表の32チームが8月1日まで苫小牧市、安平町の4会場で熱戦を展開する。
大会はコロナ禍で3年ぶりの開催。苫小牧市からは苫小牧シニア倶楽部が出場。30日午前の1回戦で会津若松球友会(福島)と対戦、11―2の五回コールド勝ちで2回戦へ進んだ。
29日夕に市ハイランドスポーツセンターで行われた開会式には出場チームの選手ら約200人が出席。全日本還暦軟式野球連盟常任理事の森田圭昭大会副委員長が「コロナ禍での開催となるが、野球を愛する皆さまの磨き抜かれたプレーで、チーム一丸となって栄冠を目指していただきたい」とあいさつ。来賓の岩倉博文市長が「3日間、悔いの残らないように思い切ってプレーしてほしい」と激励した。
続いて苫小牧シニア倶楽部の笹山茂則主将が「新型コロナに負けずに日々取り組んできた練習の成果を十分に発揮して精いっぱいプレーする」と選手宣誓を行い、駒大苫小牧高の吹奏楽局のメンバーらが応援曲の演奏を披露した。