白老中学校を拠点に活動する野球チーム、白老BBC(ベースボールクラブ)が、部活動やクラブチームを引退した中学3年生を対象に8月と10月に行われる日本中学生野球連盟主催の道内大会出場に向けて選手を募集している。
活動の原点は8年前。登別幌別中学校で教員を務めていた後藤圭二代表が「野球というスポーツを楽しみ、その中でチームワークの大切さや仲間への思いやりなどを育てたい」と登別BBCを発足させた。昨年、白老中への転勤を機に白老BBCとして活動を開始した。
登別や白老、苫小牧から部活、クラブチームで野球を続けてきた選手たちが一つのチームに結集する。それぞれの経験を生かしてチームをつくりあげる。練習メニューや試合のサインなども選手らが決めることで、チーム活動における主体性も養える。
出場予定の大会は硬球に近いKWBボールを使用する。高校からは硬球になることから、「高校への進学後も野球を続ける選手には良い準備期間になる」と後藤代表。
練習は毎週土、日曜日に白老中グラウンドで行っている。後藤代表は「この時期にしかできない体験。今までの経験を思う存分に出していい思い出にしてほしい」と話し、チームへの参加を呼び掛けている。
問い合わせは後藤代表 携帯電話090(8372)9179。