交通事故死ゼロ2000日を達成したむかわ町に対して24日、北海道知事感謝状が贈られた。同日、町産業会館で伝達式があり、胆振総合振興局の谷内浩史局長から竹中喜之町長に賞状が手渡された。
町内では、2016年11月5日に穂別地区の道道穂別鵡川線で大型貨物が凍結路面でスリップし、路外に逸脱する事故が起き、20代の男性が死亡。この事故があった翌日から約5年半が経過し、今年4月28日で2000日に到達した。
町によると、06年に旧鵡川町、旧穂別町が合併して以降では最長日数となっており、現在も記録を更新中。むかわ町を含む東胆振1市4町を管轄する苫小牧署の久田悟署長は「竹中町長をはじめ、関係機関、団体、町民の皆さまが抑止を目的に施策に取り組んできた結果」と敬意を表した。
竹中町長は「交通安全に対する日ごろの町民のご理解とご協力、さらに警察署や地元関係者など多くの方々の努力のたまもの。節目を契機に町民一丸となってもう一歩、安全のバトン、たすきをつないでいきたい」と思いを新たにしていた。