厚真町田舎まつり運営実行委員会は、新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続で中止した町の伝統行事「あつま田舎まつり」について、7月30、31両日、表町公園を会場に開く方針を決めた。予定通り開催されれば、2019年以来3年ぶりとなる。
田舎まつりは、パレードやステージショー、打ち上げ花火といったプログラムを展開し、毎回、町内外から2万人を超える人が来場する町内最大規模のイベント。しかし、コロナ感染拡大の状況を踏まえ、20、21年は中止した。
今年は感染対策として、踊りながら市街地を練り歩く「田舎まつり音頭パレード」を取りやめるが、会場内でのステージイベントや「あづまジンギスカン」の炭火焼きなど飲食の提供は行う考え。実行委の関係者は「(国の)緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が適用されない限りは開催する方向」としている。