第60回大鷲旗争奪苫小牧朝野球大会(30日開幕、とましんスタジアム、苫小牧市清水野球場)の開会式・主将会議が7日、市労働福祉センターで行われ、予選トーナメントの組み合わせが決まった。
苫小牧民報社が北海道軟式野球連盟苫小牧支部、苫小牧市、苫小牧市スポーツ協会と共催で行う大会は1962年にスタート、今回で60回の節目を迎える。市内の職域、クラブの32チームが出場、9月中旬まで白熱した戦いを繰り広げる。敗者復活を含め予選トーナメントで2勝した12チームが決勝トーナメントへ進出する。
組み合わせをみると、昨年の第59回大会を制した下川原アルミ工業は6月6日にサカイスポーツと対戦。準優勝の下川原建設は8日にOGH、3位のオールドボーイは17日に北日本産商と激突する。開幕戦は苫小牧スピリッツ―風街クラブ。
開会式には出場チーム関係者ら約40人が出席。コロナ禍での開催に苫小牧民報社の堤浩二取締役営業局長が「感染予防を徹底して万全のコンディションで挑んでほしい。今後もみなさんと共に末永く大会を運営していきたい」とあいさつ。北海道軟式野球連盟苫小牧支部の最上誠司支部長が祝辞を述べたほか、下川原アルミ工業の新山裕太監督から優勝旗が返還された。