第39回全日本少年軟式野球北海道ブロック大会苫小牧支部予選は5日、苫小牧市清水野球場で決勝が行われ、青翔が10―0の六回コールドで啓北を下し優勝、昨年に続いて連覇を果たし、北海道大会(7月、千歳市など)への出場権を手にした。
5日
▽決勝
青 翔
010054―10
000000―0
啓 北
(六回コールド)
(青)熊谷―渡邊
(啓)鈴木、宮澤、岸田―板坂
?山谷、渡邊(青)
▽準決勝
ウトナイ
0000000―0
201000X―3
青 翔
(ウ)西田―矢浪
(青)松田、熊谷―渡邊
?山谷(青)
啓 北
2001100―4
0000000―0
和 光
(啓)岸田、宮澤、市橋、川西、鈴木―鈴木、石村
(和)大島、戸嶋―南
?落合(啓)
4日
▽2回戦
合同A
0000―0
265X―13
青 翔
(四回コールド)
(A)早崎―小山
(青)熊谷、髙山―渡邊
?松田(青)
?山谷、坂野(青)
※合同Aは厚真・鵡川・追分
ウトナイ
1100011―4
0000000―0
光 洋
(ウ)島野、矢浪、西田―矢浪、西田
(光)松本、斉藤―近江
?矢浪(ウ)
?酒井、島野(ウ)
啓 明
1001000―2
200002X―4
和 光
(啓)西垣―上原
(和)大島、戸嶋―南
?戸嶋、大島(和)
明 倫
0000000―0
100002X―3
啓 北
(明)高杉―中塚
(啓)南川、宮澤―板坂
?中塚(明)
― 攻守で圧倒、堂々の頂点
昨年覇者の青翔が攻守で他チームを圧倒。力の差を見せつけ、堂々と頂点に立った。坂野主将(3年)は「今季最初の公式戦で優勝できて安心した。今後もチームワークを大切にして強い青翔にしていきたい」と喜んだ。若松監督は「打線もつながり良い攻撃を見せていたし、守りもうまく連係できた」と選手の頑張りをたたえた。
決勝、先発の熊谷(同)は安定した投球で啓北打線を完封。今大会を無失点で終えた立役者は「打撃の援護もあって安心して投げられた。無駄なボール球がまだ多いので、これから減らしていきたい」と話した。
打線も好調。五回には打者一巡の猛攻で5点を奪いリードを大きく広げると、続く六回にも4点を追加し六回コールド勝ち。若松監督は「冬から打撃の強化を図ってきた。大会通してよく打っていたと思う。これからさらに強い相手と戦うことになるので、気を引き締めて挑んでいきたい」と意気込んだ。