安平町追分のJR追分駅前に、蒸気機関車(SL)を小さくしたモニュメントがある=写真=。交通安全を呼び掛ける看板とともに展示しており、町民や駅利用者に安全意識の向上を訴えている。
町によると、モニュメントはかつて「鉄道のまち」を支えた追分地区の象徴でもある「D51―320号機」のミニチュア。アルミ製でかつて道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の近くにあったモニュメントが撤去されたことを受けて、町交通安全協会が昨年末までに新設したという。
啓発に力を注ぐ町交通安全推進委員会は、死亡交通事故ゼロがこのまま続けば、10月末に1000日になるとしており、「モニュメントを活用して、町民に交通安全を呼び掛けていきたい」と話している。