安平町議会は28日の臨時会で、早来地区に整備する小中一貫の義務教育学校の建設工事費増額など1億8700万円を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。補正後の一般会計総額は99億9200万円。
町によると、除排雪や建築材料の増加、資材の高騰、大アリーナの高弾性衝撃吸収シート床材への変更などで1億3400万円を組み込んだ。胆振東部地震で被災した早来中学校で体育館屋根の中央部分が2月の大雪の重みで崩落し、その解体費に3700万円を充てた。このほか、教育委員会委員の任命、監査委員の選定同意案など議案6件を可決。21年度一般会計補正予算案など専決処分事項4件を承認した。