登別市内の3観光施設は29日からのゴールデンウイーク(GW)期間中、さまざまなイベントで行楽シーズンを盛り上げる。
23日で開村から丸30年を迎えた登別伊達時代村は5月5日(同2日を除く)まで、「江戸をいろどる大道芸」と題し、道内で活動するストリートパフォーマーが登場し、江戸時代の雰囲気を再現する。曲芸や和太鼓演奏、腹話術など12組が出演するという。室町末期の剣豪で戦わずに勝つ無手勝流の逸話を持つ塚原卜伝(ぼくでん)を主人公とするショーや忍者、野外アクション、コメディーショーなども行われる。
期間中はショーの回数を増やして密防止を図り、広報担当者は「安心して楽しんでもらえたら」と呼び掛けている。午前9時~午後5時。
のぼりべつクマ牧場は29日から、子グマの一般公開を始めた。名付け親募集や記念撮影、「NKB総選挙」と題した雌グマの人気投票も企画している。5月8日まで営業開始時間を30分早め、午前9時から午後4時半(最終入園は同3時50分)まで営業する。
水族館の登別マリンパークニクスは、斑点模様を持った魚類など14種50点を並べる特別展「てんてん展」を11月6日まで開催中。1万匹のイワシを展示する銀河水槽は、音楽と桜色の照明による「春バージョン」の演出で来館者を迎える。土日祝日のみ開園する遊園地「ニクスランド」は5月5日まで毎日営業する。午前9時~午後5時(最終入館は同4時半)。