安平町のあびら観光協会は、町追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の開業3周年を記念し、29日から5月8日までの10日間、「開業3周年まつり」を開く。期間中、青空レストランやマルシェを開催するほか、限定商品を販売して来場者をもてなす。
同ステーションは、胆振東部地震からの復興を目指す町の「復興のシンボル」として2019年4月、追分柏が丘にオープン。蒸気機関車(SL)を展示し、鉄道のまちとして歩んだ歴史を紹介した資料館を併設するほか、地元の特産品や新鮮な農産物を取りそろえている。
期間中は町内外の事業者が出店し、屋外の青空レストランで厚岸特大蒸し牡蠣(かき)や塩コロジンギスカン、ハスカップスムージー、ケンボロー豚ジャンボ肉しゅうまいなどを提供。館内のマルシェでは手作り雑貨市や鉄道関連グッズ、スイーツの販売などを行う。
このほか、プレミアム豆乳ソフトクリームや完熟トマトソースピザといった限定商品や北海道産小麦を使った春乙女食パンの新商品も用意。Jファームのミニトマト詰め放題なども企画している。29日、5月1、5、8日にはSLの屋外展示(午前10時~午後2時、雨天中止)やミニSLの乗車体験(午前11時~午後2時、同)も予定している。
問い合わせは、あびら観光協会 電話0145(29)7751。