「関係人口」創出目指す 地域連携協定結ぶ 厚真町と栗山町 町またぐツアー、出会う場提供も

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年4月22日

 厚真町と空知管内栗山町は、関係人口創出を狙った地域連携協定を結んだ。それぞれが持つ資源や魅力を互いに共有、PRしていくことで多様な人材が両町と関わりを持ち、関係人口の拡大はもちろん、地域の課題解決や活性化につながるようにする。

 厚真町ではこれまでに、起業家の受け入れや新規就農者の支援などを展開。移住者の多くが町内にとどまっており、新たな若い世代の町民を通じ、若者が地域で課題解決や地元資源を生かした事業に取り組むといった動きが出てきた。また町外から来町した大学生などの若者が観光やイベントに参加し、地域と積極的に関わりを持つといった流れが出てきたところだ。

 栗山町も、若者・子育て世帯へのシティプロモーションや移住体験、相談などを行ってきたほか、町が運営するハンドメード雑貨店に町外のクリエーターが出展する試みやツアーなどを企画。担当者によると、専用のインターネット交流サイト(SNS)のフォロワー数が増加し、ここ数年は移住の問い合わせが増えているという。

 両町が連携協定を結ぶ狙いには、地域に興味を抱く若者が二つの町と関わりを継続的に持ち続けることができる仕組みを構築することがある。道内の移住促進やゲストハウスサミットなどを運営するまちづくり会社が両町の橋渡し役となって、それぞれが持つ情報や多様なコンテンツを共有し、提示していくことで、さらなる関係人口の創出につなげていく。具体的な事業は決まっていないが、二つの町をまたぐツアーを検討するほか、関係人口の”見える化”を図り、町外から来る人とそれぞれの町に住む人が出会う場を提供できるようなセッティングを描く。

 1日付で連携協定を締結し、厚真町まちづくり推進課は「若者が気軽に地域に足を運べる状況にしていきたい。新たな関係性が生まれるきっかけになれば」と話す。栗山町若者定住推進課は「単独よりも、広域で発信していく方がより発信力が強くなる。単年ではなく、2、3年と継続し、関わりを強めていければ」と期待を抱く。

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