任期満了に伴う安平町長選で再選を果たした及川秀一郎氏(57)と、町議選で当選した12人への当選証書付与が19日、町役場総合庁舎で行われた。町長、町議の任期はいずれも23日から4年間。
町長選、町議選は12日に告示され、町長選は現職及川氏以外に届け出がなく、無投票で当選。町議選は定数12に対し現職と元職、新人の計13人による選挙戦が行われ、17日の投開票の結果、現職10人と元職、新人各1人が当選を決めた。
町選挙管理委員会の赤坂昭雄委員長が当選証書を一人一人に手渡し、「課題が山積する中、皆さまの高い見識で問題解決に向かい、住民の負託に応えることを期待している。それぞれの立場で安平町の発展にご尽力を」と激励した。
2期目に臨む及川氏は、当選証書を手に「1期目とは違った印象。現職ということで、当選翌日から公約の実行に向けて準備、調整を詳細に詰めている」とし、「(スローガンの)震災とコロナ禍を乗り越え、未来へ飛躍するふるさとづくり―に向け、議会の力を借りながら前に進めていきたい」と決意を新たにした。