むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)が、恐竜の町をPRする商品企画第3弾「北海道恐竜ふりかけ」を開発し、むかわ町内の道の駅などで販売している。担当者は、おにぎりや弁当、麺類など「さまざまな食べ方を楽しんでほしい」とアピールする。
ふりかけは、「恐竜は鳥に進化した」とする近年の古生物学研究の成果にちなんで、鶏の空揚げ風味付けの「ザンギ風味」。煎りごまやフライドガーリックで風味を出したほか、のりはティラノサウルスと恐竜の足跡を模したデザインにした。三幸産業(広島市)が製造を手掛けた。
価格は400円。町内の道の駅「四季の館」、たいやき店「いっぷく堂」、穂別博物館などで販売しているほか、恐竜化石でつながりがある芦別市や上川管内中川町の道の駅でも取り扱っている。
担当者は「麺類の上に乗せると、恐竜が泳いでいるように見えるなどいろんな楽しみ方ができる」と説明。商品を通じて「道内では多くの恐竜化石が発掘されていることを知ってもらいたい」と話している。