白老ペンクラブ(岩間隆一会長)はこのほど、町大町の喫茶店「休養林」で、今年度初めての月例会を開いた。会員7人が出席し、前年度に発行した文芸誌「白老ペン」第40号の合評や近況報告を行った。
同クラブは1981年創立の文芸結社。文芸誌「白老ペン」は83年に創刊し、会員が俳句や随想、論考などを寄せて毎年発行している。現在は町内で暮らす70~80代の8人で活動。月例会は通常8月と12月を除き毎月1回開催している。
この日は、文芸誌に掲載した作品について作者本人が解説を試み、会員からの質問に応じた。元教員加藤平八郎さん(89)の「原子爆弾関連の両論」は、広島や長崎に原爆が使用された経緯についての論考。合評では、2月から続くロシアによるウクライナ侵攻で、原爆が使われるかといった懸念を含む議論も交わされた。
会員は随時募集中で、月例会の見学は自由。会員以外の投稿者も募集している。問い合わせは岩間会長 電話0144(82)3185。
「