安平町早来大町のチーズ工房「プロセスグループ夢民舎」は15日、地元の少年サッカークラブチーム「フェリーレFC」に活動支援として10万円と同社で製造するカマンベールチーズ、裂けるチーズ計40個を寄贈した。
チーズに興味を持つきっかけづくりと子どもたちへの応援を目的に継続している取り組み。寄付金は、小学年代を対象にし、同社が協賛する「はいチーズ!ニコニコカップサッカー大会」の運営費に充てるほか、チームの活動費として有効活用する。
フェリーレの福田剛代表は「チーズも提供してくれるので、大会を楽しみにしているチームもある。支援があることで他地区と交流ができるきっかけになっているので、本当にありがたい」と感謝の言葉を述べ、小学年代チームで主将の島影世海君(11)=早来小6年=は「これからもチーズとチームのために頑張ろうと思う」と気持ちを新たにした。
同社の吉川絵理子副社長は「(活動の拠点となる)サッカー場の近くでチーズ作りを頑張っている会社があることを知ってもらいたい。チーズを食べて体も大きく、強くしてもらえたら」と話していた。