第12回苫小牧民報販売店協力会旗争奪東・西地区親善少年野球大会が16日、苫小牧市内の各公園グラウンドで開幕した。小学年代の球春到来を告げる準公式戦。東胆振の単独、合同15チームが17日まで地区別にトーナメント戦を繰り広げる。
大会は苫小牧市内12の販売店で組織する苫小牧民報販売店協力会(佐野輝幸会長)主催。苫小牧市スポーツ少年団野球専門部会が主管する。
16日午前は地区ごとに開会式が行われ、花畔公園=ウトナイ南6=の東地区は、苫民販売店協力会の佐野会長があいさつ。「新型コロナウイルスの影響で満足に練習ができなかったと思うが、シーズン本番に向けて試合感覚を取り戻す大会にしてほしい」とエールを送った。
末広アトムズ・美園スラッガーズ合同の高橋鳳仙主将(明野6年)が選手宣誓し「当たり前に野球ができることが、どれだけありがたいことかを知った。一つ一つ喜びをかみしめながら、最後まで諦めず全力で戦う」と力強く誓った。
草笛公園=日新町6=の西地区では、苫小牧民報社の鈴木知之販売局長兼メディア局長が「この大会を機にチームに勢いをつけて」とあいさつ。選手宣誓は大成フェニックス・リトルライオンズ合同の熊田光冴主将(大成6年)が務め、「きょうここで戦えることに感謝し、最後の一球まで正々堂々戦う」と思いを込めた。