安平町内のあかね地区に住む高齢者でつくる「あかね生き生きクラブ」(編田久乃会長)はこのほど、地域貢献事業として町社会福祉協議会にリングプル4・3キロを寄付した。
同クラブは2000年に発足し、翌年からアルミ缶や古紙の廃品回収で得た資金を活用して車いすなどを寄贈。並行してリングプルの寄付も年に数回続けており、過去3年で計22・7キロを届けている。
今年度最初の寄付は今月11日、編田会長が町社協を訪問し、「地域貢献は会員の生きがいにもなっている。(自身は)来月で100歳になるが、これからも元気なうちは続けますよ」と託した。
町社協によると、リングプル700キロを回収すると、リングプル再生ネットワーク(江別市)を通じて車いす1台と交換できる。町社協担当者は「人の役に立ちたいと、小さなことでもこつこつと足を運んでくれる。ありがたいことです」と謝辞を述べていた。