任期満了に伴う安平町議会議員選挙は17日に投票、即日開票される。告示の12日以降、現職と元職、新人の立候補者13人が町内で舌戦を展開。選挙戦最終日となった16日も議席獲得に向けて、各陣営が”最後の訴え”を繰り広げた。開票は早来町民センターで17日午後9時から行われ、同10時30分ごろに当落が明らかになる見通し。
今選挙は12議席をめぐって、現職11人(無所属9人、共産1人、公明1人)、元職1人(無所属)、新人1人(同)が争う構図。それぞれ地盤の地域を中心に、子育て、教育環境の整備、高齢者にも目の行き届いた福祉の充実など、思い描くまちづくりをアピールしてきた。
17日は町民センターや保健センター、公民館など町内12カ所で午前7時から午後8時まで投票を受け付ける。投票率は前回(2018年)76・61%だったが、今回は同日選の町長選が無投票となり、立候補者の顔触れに大きな変動がないこともあって、町選挙管理委員会は「予測は難しい」としている。
安平町議選立候補者
(定数12)
工藤 隆男(74) 無・現
三浦恵美子(41) 共・現
工藤 秀一(63) 公・現
田村 興文(76) 無・現
多田 政拓(74) 無・現
高山 正人(65) 無・元
米川恵美子(79) 無・現
内藤 圭子(61) 無・新
吉岡 政昭(78) 無・現
小笠原直治(72) 無・現
箱崎 英輔(61) 無・現
梅森 敬仁(64) 無・現
鳥越真由美(60) 無・現
無=無所属、共=共産、公=公明、現=現職、元=元職、新=新人(敬称略、届け出順)