アイヌ民族文化財団(札幌市)は、白老町若草町の民族共生象徴空間(ウポポイ)内のヤイハノッカラ チセ(体験学習館)で17日、講演会「ヒグマが出没?!背景と対策を考えよう!」を開く。
講師は公益財団法人「知床財団」の葛西真輔さん。対象を(1)小学生~中学生(小学生の参加希望者は保護者同伴)(2)中学生以上―に分けた2部構成で開く。
(1)は午前11時からで、北海道を代表するヒグマを中心に野生生物や自然について学ぶ教材として発案された「トランクキット」を紹介しながらヒグマのあれこれを楽しく学ぶ。(2)は午後1時半からで、「ヒグマの生態や性質から考える人とヒグマの共存」と題し、近年増加する人とヒグマのトラブルの背景に何があるのかなどを考える。
参加無料(ウポポイ入場料は別途必要)。定員は(1)が30人(保護者の数を含む)(2)が50人。予約は不要で先着順。
問い合わせは同文化財団広報課 電話0144(82)3914。