白老町は8日、白老小学校(仲見真樹校長)の新1年生43人に黄色い交通安全ワッペンを贈った。春の全国交通安全運動(15日まで)の一環。入学式で初登校した子どもたちは、戸田安彦町長や安藤尚志教育長からワッペンを服に着けてもらい、学校生活の一歩を踏みだした。
ワッペンは交通事故損害保険付きで、大手損害・生命保険会社が町に寄贈している。町は新1年生に贈るセレモニーを1965年から毎年、学校を替えて実施しており、56年目の今年は白老小の2クラスを対象とした。
未明からの雪で一面真っ白な校庭と抜けるような青空が新1年生の入学を祝福するように輝く中、子どもたちが新品のランドセルを背に登校。出迎えた戸田町長らは「入学おめでとう」と声を掛け、服の肩部分にワッペンを着けた。母親と祖母の3人で登校し、ワッペンを着けてもらった谷口瞬君(6)は「友達をいっぱいつくりたい」と学校生活に胸を膨らませていた。
町内4小学校の入学式は、萩野小と竹浦小で7日、虎杖小と白老小で8日に行われ、計69人が式に臨んだ。