ふるさと再発見シリーズ冊子 第6弾「アイヌ伝承」発行 仙台藩白老元陣屋資料館

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  • 2022年4月7日

 白老町の仙台藩白老元陣屋資料館は、ふるさと再発見シリーズ第6弾の冊子「白老のアイヌ伝承」を発行した。副題は「アイヌ民族と和人の関わり」。明治後期から白老村郵便局長を務めた満岡伸一氏(1882―1950年)の著作「アイヌの足跡」の記述などを基に、町内に古くからあったアイヌと和人との共生関係についてまとめている。このほか、同シリーズの総集編や館報19号も刊行した。

 第6弾は白老アイヌの起源から、陣屋、白老会所に関する伝承、年表などで構成される。B5判、14ページ。1600部発行。同館や町立図書館、コミュニティセンター、町役場、駅北インフォメーションセンター、JR白老駅などで無料配布しているほか、近郊自治体の図書館などにも配布済み。

 第6弾発行に合わせ、2016年度から過去5回発表してきた各資料を1冊にまとめた「ふるさと再発見シリーズ総集編」も2000部刊行した。B5判、72ページ。武永真館長は「過去発行分に欠品も出てきたため、まとめることにした。より多くの人に手に取ってもらい、郷土愛につなげてもらいたい」と呼び掛ける。総集編は無料だが、事前に同館へ問い合わせ、来館してもらって手渡す。

 館報19号は、2021年度の活動報告、仙台市の郷土史家、佐藤宏一さんによる陣屋絵図などの解説、地元のウイマム文化芸術実行委員会が昨年8~10月、虎杖浜・アヨロ地区で展開した屋外写真展に協力したことなどについて収録する。A4判、80ページ。300部発行し、1部400円で販売している。

 白老元陣屋は、幕府の命令で仙台藩が1856(安政3)年に構築。戊辰戦争が起きる68(慶応4)年までの12年間、約120人の藩士が入れ替わりで蝦夷地の防衛に携わった。幕末の歴史を伝える跡地は1966年、「白老仙台藩陣屋跡」として国の史跡に指定され、保存されている。

 問い合わせは同館 電話0144(85)2666。

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