新ひだか町の静内ライオンズクラブ(LC、村田修会長)はこのほど、静内御幸町の美容室PULPULの店主、平田宏一さん(49)から31人分の毛髪を受け取った。同LCは、ジャパンへアドネーション&チャリティー(JHD&C・大阪市)に寄贈する。
ヘアドネーションは、がんや白血病、先天性の無毛症、不慮の事故などで髪の毛を失った子どもたちに、寄贈された髪を使って完全オーダーメードの医療用ウィッグ(かつら)を無償提供する活動。
村田会長と元会長の末崎泰将さんが同美容室を訪れ、平田さんから毛髪を預かった。
平田さんは母親が抗がん治療で髪の毛が無くなったことから、困っている子どもたちのためにできることをしたいと活動への協力を決めた。JHD&Cに登録し、2017年から活動を続けている。
村田会長は「活動が地域に根付き、世界に広がっていくことを願っている」と感謝していた。