とまこまい広域農業協同組合(JAとまこまい広域=本所厚真町)は28~30日の3日間にわたり、子どもの健康増進と新型コロナウイルス感染症により影響を受ける牛乳の消費拡大を図ろうと、管轄する1市4町の認定こども園や幼稚園などに通う園児らに向けて「牛乳贈答券」をプレゼントした。
厚真町役場で30日に行われた贈呈式には、宮田広幸組合長らが出席。「子どもたちを通して牛乳をPRしていきたい。健康の維持、増進を図り、コロナに負けない体をつくってほしい」とあいさつし、宮坂尚市朗町長に善意を手渡した。
牛乳贈答券は、こども園2園の園児向けに計260セットを用意。宮坂町長は「牛乳には体の免疫力を高める効果がある。子どもを通じて家族ぐるみで飲んでもらえるよう、みんなで飲むようにしていきたい」と謝辞を述べた。
同農協によると、牛乳贈答券は1人につき2枚(計400円分)を配布する予定。厚真町のほか、苫小牧市、白老町、安平町、むかわ町穂別合わせて約1600人分を用意しており、道内のAコープやホクレンショップ、イオン、マックスバリュ、コープさっぽろ、セイコーマートなどで利用できる。