えりも町の観光振興事業などに従事している町地域おこし協力隊員・鈴木亜室さん(25)の活動報告会がこのほど、町福祉センターで行われ、泉紳一副町長、川上松美教育長と関係町職員、えりも観光協会会員などが参加して耳を傾けた。
報告の概要は、観光協会主催の襟裳岬コンブボートクルーズ運航の実績、SNS(インターネット交流サイト)更新とフォロワー数などについて。
コンブボートクルーズの運航に関しては、客からの問い合わせ対応と予約、集合場所から乗船場所への案内、乗船料の徴収、船上でのガイドを実施しており、2021年度は135人が乗船。当日が荒天で運航不能の時は、観光客を風の館や豊似湖に案内していることを発表した。
22年度の任期満了後に向けては「環境省事業で行った活動の商品化、えりも町における自然ガイドとしての自立を目指す」と決意を語った。