白老町商工会の女性部(熊谷あき子部長)と青年部(砂原弘幸部長)は24日、今春の新入学児童に贈る交通安全マスコットを町教育委員会に寄せた。
両部は新入学期に合わせて毎年、交通安全マスコットを手作りし、お守りとして新1年生に贈っている。今回は、子どもたちが交通事故に遭わず、無事に家へ帰れるように―との願いを込めて、カエルをモチーフにデザイン。赤や青、緑、黄の4色のフェルト生地を材料に、73人の女性部メンバーが手分けして作った。
マスコットのほか、星形の夜光反射材をストラップに取り付け、交通安全の機能を高めた。
熊谷部長と砂原部長ら関係者が町教委を訪れ、「子どもたちに喜んでもらえれば」と、用意した70個を安藤尚志教育長に手渡した。善意を受けて安藤教育長は「児童が安心して学校に通えるよう取り組んでいきたい」と述べた。
今春、町内4小学校に入学する新1年生は69人を予定している。
一方、女性部は23日、虎杖小学校へ手作り雑巾100枚を寄せた。校内清掃用の雑巾を贈る活動は2002年から毎年、学校を変えながら続けている。