アイヌ民族文化財団(札幌市)は、白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)で26日、「京都の狩猟~網・わなの世界~」と題した講演会を開く。
アイヌ文化のみならず、国内の伝統文化を紹介するイベントとして同財団が企画。京都府狩猟会甲種支部長の宮本宗雄さんと、京都で狩猟を続ける千松信也さんが講師を務める。
千松さんは「ぼくは猟師になった」をタイトルにした本を出版し、同名のドキュメンタリー映画も2020年に全国で上映。京都大学卒業後、運送会社で働きながら山猟に挑む暮らしを追った映画は、大きな反響を呼んだ。
講演会の会場はウポポイ内の体験学習館で、時間は午後1時半から同3時。定員50人で、事前の申し込みは不要。参加無料(ウポポイ入場料は別途必要)。