新冠町の新冠小学校(五十嵐重信、児童126人)が第65回JA共済全国小・中学校書道コンクール・半紙の部で学校賞を受賞し、伝達式がこのほど同校体育館で行われた。
同コンクールは次世代を担う小中学生に相互扶助と思いやりの気持ちを伝え、児童生徒の書写教育に貢献することが目的。「条幅の部」と「半紙の部」があり、同校は半紙の部に6年生30人の作品を応募した。同部には全国1万2071校から74万5277点の応募があり、47都道府県でそれぞれ1校が選ばれる学校賞を北海道では同校が受賞した。
伝達式には3年生以上が参加。五十嵐校長は6年生代表の羽下芽生(はが・めむ)児童会長(12)に賞状と副賞のテントを贈り、「北海道で新冠小1校だけが選ばれた。みんなで力を合わせ挑戦したことが受賞に結び付き、とてもうれしい」と児童たちに伝えた。副賞として送られたテントは、出品した6年生が同校で使ってほしいと寄贈。羽下児童会長は「小学校生活の良い思い出になった」と話していた。