むかわ町議会定例会が7日に開会した。2月22日の大雪に伴う除雪の対応事業として、2021年度一般会計補正予算に3000万円を追加して専決処分したことを承認したほか、年度内事業費の確定などに伴う歳入歳出1億7500万円を減額する同予算案を含む議案16件を、原案通り可決した。21年度の一般会計総額は94億8850万円となった。
大雪では、農業施設などで総額1800万円の被害があったことを竹中喜之町長が行政報告した。
町がこれまでに確認した鵡川、穂別両地区の主な被害は、農業用ビニールハウスの倒壊やビニールの破れが10件、雪の重みによる損壊が格納庫で7件、ハウス格納庫で6件、ハウス牛舎と倉庫で各2件、飼料庫1件であった。
本定例会の会期は9日まで(予備日10日)。