苫小牧署はこのほど、長年にわたり検案嘱託医として、警察の犯罪捜査に協力している白老町萩野の生田医院・生田好広院長(62)に感謝状を贈った。
検案は法医学的な見地から遺体を調べ、病死か殺人かなど死因を解明する作業。検案認定医で日本法医学会や日本警察医学会会員の生田院長は1997年から、警察の依頼を受けて法医鑑定に取り組んでいる。
同医院で苫小牧署の菊地健司署長から感謝状を受けた生田院長は、「亡くなった方々の声なき訴えを見逃さないよう、これからも責任感と使命感を持って対応していきたい」と決意を新たにした。