厚真町観光協会は、町内で米作りを体験してもらうプログラム、2022年度田んぼのオーナーの参加者を募集している。地元農家のアドバイスを受けながら、「ななつぼし」を育成する。同協会では新北海道スタイルを実践するなど新型コロナウイルス感染症対策を万全にして、事業を実施する予定だ。
田んぼのオーナーは、同協会と地元の稲作農家がタイアップして07年度から行っている。1区画(1アール)税込み2万7500円でオーナーの権利を取得し、町内の田んぼを使って種まき、田植えから収穫まで一通り行う。21年度は地元の小学生や高校生も加わって最終的に67区画の申し込みがあり、感染拡大の影響で田植えが中止となったが、前年を上回る豊作で玄米65・5キロ(精米59キロ)を収穫した。
今年度のスケジュールは4月下旬に種まきを行い、5月下旬~6月上旬にかけて田植え、10月上旬に稲刈り、11月中旬に収穫米の引き渡しを予定している。不作の場合でも玄米30キロを保証する。体験会開催時は午前に稲作体験を行い、午後には希望者を対象とした厚真町グリーン・ツーリズム特別体験メニューも計画しているという。募集は先着100区画。締め切りは4月1日。
問い合わせ、申し込みは同協会 電話0145(29)7711、ファクス0145(29)7712、電子メール(info@atsuma―kankoukyoukai.jp)。同協会ホームページでも詳細を紹介している。