北京冬季五輪のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」で活躍した安平町出身の三浦芽依さん(23)=トヨタシグナス所属=が25日、同町の及川秀一郎町長を表敬訪問し、「たくさんの応援ありがとうございました」と笑顔で出場報告した。
メダルには届かず6位となったものの史上初の決勝トーナメントに進出。五輪初出場を果たした三浦さんは「初戦は緊張したけどわくわくした気持ちが強く、勝利したときは楽しさを感じることができた」と充実した表情で語り、及川町長から「お疲れさまでした」と花束や写真を受け取った。
家族から「町ぐるみで応援してくれているよ」と聞いていた三浦さんは「すごく力になった。頑張ろうという気持ちが強まった」と感謝を述べた。印象に残っているプレーはデンマーク戦でのアシストだとし、「練習通り、味方もしっかり決めてくれたのでよかった」と笑顔を見せた。
及川町長は、かつて三浦さんが所属した地元のクラブチーム「安平ギャロップ」に触れ、「三浦選手を目標により一層頑張るはず。時間があれば指導や話をしてもらえたら」と期待した。