浦河警察署(佃正広署長)と同署管内の浦河、様似、えりも町社会福祉協議会は24日、4者が連携して地域の安全を見守っていく旨の「地域の安全・安心に関する協定」の締結式を同署で行った。
協定は、町社協職員らが地域の安全を見守りながら(ながら見守り活動)、不審者の出没、犯罪、事故の発生など住民の安全確保に関する情報や、飲酒運転など悪質運転の情報を通報するという内容。
浦河町社協の小泉睦子会長、様似町社協の小野哲弘会長、えりも町社協の加藤弘子会長が浦河署を訪れ、佃署長と共に協定書にサインした。
佃署長は「コロナ禍で家族や地域とのつながりを持ちにくい独り暮らしの高齢者が特殊詐欺に遭ったり、子どもらが不審者につきまとわれたりする事案が管内でも発生し、警察だけでは対処できずにいる。地域の皆さまの見守りに協力を」とあいさつ。様似町社協の小野会長は「協定を実効性あるものにするため、警察署との連携を密にしていきたい」と述べた。