昨年4月1日でJR日高線の鵡川―様似間が廃線となり、同時にすべての駅舎が廃駅となった。日高町の日高門別駅舎は町民サロン(町施設)が併設された施設で、1990年の新築以降多くの町民に親しまれてきた。町では同駅舎を地域の生活や防災、観光の拠点として地域の活性化につなげるため、道などの補助金を活用して改修工事を行い、3月までに完工させる予定だ。
5月初旬ごろにJR日高線の思い出の展示や、町民が利用するスペースを設置してお披露目し、さまざまな活用の提案をしていく。新たな同駅舎には、JR日高線の歴史を保存するため、車両部品をはじめとした展示スペースも開設する。
町役場では、JRにまつわる品や運行していた当時の写真を集めている。寄贈できる人は町役場商工観光課観光グループ 電話01456(2)6031へ。