第23回全国高校女子硬式野球選抜大会(3月26日~4月3日、埼玉県加須市)の組み合わせが決定した。2年連続出場となる駒大苫小牧は大会初日の26日2回戦で福井工大福井と顔を合わせる。
「相手にとって不足はない」と話すのは茶木圭介監督。2012年10月創部の福井工大福井は、昨年8月に愛知県で行われた2年生以下の全国ユース大会で8強入りしているが、前回の全国選抜大会前に行った練習試合では8―4で駒大苫が快勝している。
勝ち上がれば全国ユース大会ベスト8の松本国際(長野)、同3位の秀明八千代(千葉)など実力校が待ち受ける。茶木監督は「初戦でいい勝ち方をすれば、一気に上位を狙える。夏の全国選手権に向けた自信にもしたい」と語った。
女子硬式野球の底辺拡大、競技を通じた女性スポーツの向上などを目的とした1、2年生の新チームが挑む一戦。全国高校女子硬式野球連盟と加須市が主催し、プロ野球の読売巨人軍などが特別後援する。全国の単独、合同38チームがエントリー。3月31日までに加須市内の3球場で1回戦から準決勝まで行う。4月3日の決勝は東京ドームで行われる。
昨年の第22回大会決勝は開志学園(新潟)が5―3で履正社(大阪)に競り勝ち優勝。駒大苫は2回戦で叡明(埼玉)を下すも、3回戦で神戸弘陵(兵庫)に敗れた。
組み合わせは別表の通り。