白老町特別職報酬等審議会(熊谷威二会長)は17日、町長と副町長、教育長の給与額と町議会議員の報酬額について戸田安彦町長に答申した。
答申で町長ら特別職の給料については、今年度3%程度の引き下げを行ったことも踏まえ、「将来にわたり持続的なまちづくりの先陣を切る責務の重要性を鑑みて、現行の額は妥当」とした。また、町議会議員の報酬額に関しては「今後のさらなる人口減少や税収の減収、コロナ禍における町民感情などさまざまな観点から審議を重ねた結果、今回は据え置くことが望ましい」とした。
町役場で戸田町長に答申書を手渡した熊谷会長は、町議会議員の報酬額について「地方議員の成り手不足が深刻化している現状を踏まえ、引き続き検討していく必要がある」と述べた。