任期満了に伴うむかわ町長選と町議選(3月15日告示、同20日投開票)の立候補予定者説明会が16日、町産業会館、穂別町民センターの両会場で開かれた。町長選は3選を目指す現職の竹中喜之氏(68)の後援会関係者のみが出席。町議選(定数13)には現職9人、元職1人、新人3人(検討段階の2人を含む)の各陣営が参加した。
説明会は新型コロナウイルス感染症対策として、鵡川、穂別の両地区をオンラインでつないで実施。事務局らが選挙に関わる主要日程をはじめ、立候補の届け出に必要な提出書類の内容、選挙用はがき、選挙運動の注意点などを説明した。
町選管によると、同町の選挙人名簿登録者数は昨年12月1日時点で6656人。町長選への出馬を表明しているのは、昨年12月の町議会定例会で意向を表明している竹中氏のみ。現時点で新たな候補を擁立する動きは見られず、無投票の公算が大きい。
町議選の説明会には、現職11人のうち9人と元職1人、新人3人の陣営が出席した。現職2人については関係者の姿がなく、新人は出馬の意向があるとみられる1陣営と、まだ立候補を明言しておらず、検討段階の2陣営。町選管によると、この日参加した陣営全てが立候補した場合、13人となるが、説明会に出席しなくても立候補はできるため、「選挙戦になるか、ならないか、状況がつかみにくい」と話す。
今後の日程は、24日から3月4日までの期間で、立候補届け出書類の事前審査、選挙運動用ポスター予備審査を実施。選挙告示日の15日に町産業会館で立候補届け出を受け付け、16~19日の期間で期日前投票、不在者投票を行う。投票日は20日で即日開票。21日に当選証書が付与される。