白老町と道銀地域総合研究所は24日、温泉・地熱資源をテーマとした調査報告会を町中央公民館講堂で開く。
白老町には多くの泉源があり、古くから温泉入浴に利用されるなど地熱資源の恩恵を受けてきた。こうした中で町と同研究所は、地熱資源に対する町民の理解を促し、有効活用の可能性も探るため、2020年度から白老の泉源調査や地熱活用の先進地視察などを行っている。
報告会では、道立総合研究機構産業技術環境研究本部の田村慎さんが「北海道および胆振地域の地熱ポテンシャル・利活用の現状」と題して基調講演。続いて同研究所の藤本和徳特任研究員が「泉源調査の結果と白老町の温泉」、河内邦夫特任研究員が「視察結果報告と地熱資源の利活用方法」をテーマに話す。
対象は白老町民で定員50人。開催時間は午後2時から4時。入場無料。申し込みは町産業経済課商工労働グループ 電話0144(82)8214。