むかわ町議会は1日、臨時会を開き、除雪に掛かった費用や新型コロナウイルス感染症対策費を含む総額2400万円を追加する2021年度一般会計補正予算案など議案5件を原案通り可決。専決処分2件を承認した。
町によると、1月中旬の暴風雪に伴う道路の除雪などに1400万円を計上。感染症対策では、施設園芸燃油高騰対策として440万円、ホタテ貝の操業支援に180万円、水産物のPRなど販売支援に125万円をそれぞれ盛り込んだ。計746万円のうち500万円は国の地方創生臨時交付金を活用する。
また、1月中旬の大雪の重さで鵡川地区の農家のビニールハウス4棟が全壊し、ホウレンソウに被害が出たことや穂別地区でも格納庫として使用しているビニールハウス2棟の全壊被害があったことを行政報告した。