安平町議会は27日、臨時会を開き、記録的な大雪の除雪・排雪に掛かる経費を含む総額1億7800万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。
町内では今月中旬にまとまった雪が降り、15日時点で1983年に統計を開始して以来、観測史上最高となる最深積雪量104センチを記録した。町道や公共施設の除排雪作業に当初の予定を大幅に上回る経費が必要となったという。
主な補正は、町道の除排雪として3750万円、このほか学校などで150万円、公営住宅で110万円、保健センターで85万円、ぬくもりセンターで20万円、高齢者施設・しののめ交流館で15万円など。
さらに子育て世帯等臨時特別支援事業交付金として、1290世帯を見込み1億3000万円を計上した。
また2月3日から競技が始まる北京冬季五輪の女子アイスホッケーに日本代表として出場する同町出身の三浦芽依選手への激励費、応援する看板、横断幕、ポスター経費などとして200万円を同補正予算に計上し、専決処分したことを承認した。