北京冬季五輪に出場する女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」のメンバーで安平町出身の三浦芽依選手(23)を応援しようと、看板が町役場など町内7カ所に設置された。町教育委員会や町早来アイスホッケー連盟などでつくる「北京2022冬季オリンピック安平町実行委員会」によるもので、新型コロナウイルス感染拡大の影響やけがで治療中の三浦選手の状態が気掛かりな中、広報などを活用し、町を挙げて応援ムードを高めていく考えだ。
三浦選手は早来小学校、早来中学校を経て苫小牧東高校に進学。現在は苫小牧の女子チーム「トヨタシグナス」に所属している。
看板は、縦と横のパターンを製作。「がんばれスマイルジャパン! 世界で輝け!!」と書かれており、町役場総合庁舎と追分支所、三浦選手の出身校の早来小と早来中、早来地区中心街、町スポーツセンター「せいこドーム」、JR追分駅前の各箇所で掲げる。
このほか、B2判のポスターを200枚ほど用意。町内公共施設や商店、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」などに張り出した。
三浦選手は現在、強化合宿中の練習試合で足首を負傷し、本番までに回復できるよう調整しているという。全道的にも感染者が急増している状況だけに、観戦会などの開催は難しいが、「まちぐるみで応援しましょう」と呼び掛けていく。
試合は10チームで争われ、日本は2月3日、5カ国による予選リーグの初戦でスウェーデンとぶつかる。