白老町のイオル事務所チキサニでこのほど、小学生向けの工作体験が開かれ、子どもたちがエゾシカの角を使ったアクセサリー作りを楽しんだ。
一般社団法人白老モシリが主催した行事。アイヌ民族ゆかりの動物エゾシカの角を利用した工作を通じて、アイヌ文化への関心を高めてもらおうと企画し、地元や苫小牧市の小学生と保護者ら18人が参加した。
子どもたちは、白老モシリ会員の桜庭はるみさんの指導を受けながら、シカ角と色とりどりのビーズをつなげたネックレスやストラップを制作。きょうだいで参加した町内の小学1年の女子は「うまくできたと思う。工作は大好き」と笑顔で話した。