安平町のJR追分駅前のコミュニティースペース「ENTRANCE(エントランス)」で14日、地域食堂「カレーで応援‼おーえん食堂セイラ!」が開かれた。地域住民にカレーライスなどが振る舞われ、会場内に笑顔が広がった。
地域での子育て支援を目的に赤ちゃんカフェを運営する「バンビクラブ」が主催、町教育委員会の遊育(ゆういく)推進事業、町母子寡婦会、生活支援の会ねこのてが共催。有志が食材などを支援したほか、高校生らもボランティアとして接客を手伝った。
会場では、ゆで卵をトッピングしたカレーライスを安値(高校生以下は無料)で提供。地域の住民や家族連れが次々に訪れ、当初予定していた50食がなくなるほど盛況になった。温かいカレーライスを口に運びながら、住民同士が和やかなひとときを過ごした。
「セイラ」は、フランス語で「大丈夫だよ」を意味する。同団体の鳥越真由美代表は「平日の夜に『一日、ご飯を作らない日があってもいい』との思いで企画した。今後も不定期で開催を予定している」と話していた。