むかわ町議会定例会は14日、本会議を開き、一般質問を行った。
東千吉氏は、穂別高校の生徒数確保に向けて、同地区で発掘されたハドロサウルス科の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)などの地域資源を教育課程に盛り込めないかを取り上げた。
町教育委員会は、石狩管内を中心にオンラインでの周知活動をし、昨年度6組だった見学者が今年度13組になったと回答。その一方で、「同校の志望動機として『恐竜化石を勉強したい』にはつながっていない」とし、長谷川孝雄教育長は「研究者の方々との交流や高校生の学習機会の確保などに考慮し、地域の特色ある学習を深めることができるよう引き続き協力していく」と理解を求めた。
このほか、三倉英規氏から一身上の都合による議員辞職願の提出が今月1日付であったと報告され、全会一致で承認された。町議は2人欠員の11人となった。