厚真町出身のシンガー・ソングライター、小寺聖夏さんの凱旋(がいせん)コンサートが来年1月15日、町総合福祉センターで開かれる。生まれ育った故郷に音楽で元気と笑顔を届ける。
小寺さんは3歳から民謡、5歳から三味線とピアノを習い、7歳で日本郷土民謡協会全国大会でグランプリを受賞。その後、海外でも三味線や民謡を披露するなど経験と実績を積んだ。中学卒業後は上京し、高校生でガールズバンドを組み、精力的にライブ活動などを展開。オリジナル曲も作り始めた。2019年に胆振東部地震復興ソングを作曲した際に故郷への思いが募り、現在は道内に拠点を移して活動している。
当日は午後6時開場、同6時30分開演。ゲストとして、国内外で音楽活動を行う和楽器ユニット「和心ブラザーズ」、地元の和太鼓「厚真郷芸保存会」が出演する。
チケットは、高校生以上前売り1500円(当日2000円)、中学生以下無料。町の観光協会や商工会、スナック愛結(ジョイント)で販売している。入場時は新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの着用を呼び掛ける。
問い合わせは、エゾンミュージック 電話011(788)7200。