厚真町の上厚真小学校(圓山芳史校長)6年生と厚南中学校(石田憲一校長)1年生が7日、厚南中で英会話での交流を行った。
コミュニケーション科の一環で、初めて対面での英会話交流が実現した。中学生15人が小学生12人一人ひとりと向き合い、5分ほどのやりとりを行った。簡単な自己紹介をした後、小学生は中学生になったら頑張りたいことをスピーチ。これを受けて中学生は、タブレットで撮影した教員の画像などを使って伝えたほか、校内の各教室を案内して回った。
厚南中の北島未聖さん(13)は「うまく伝えることができたと思う」と振り返り、小学生に向けて「言葉ではしっかり話せているので、書けるようになったらいいと思う」と期待。上厚真小の真野光君(11)は「半分くらいは聞き取れた。中学生と比べるとまだまだ劣るけれど、今の中学1年生みたいに話せるように頑張りたい」と意欲を見せていた。