色鮮やかな作品でまちを元気づけよう―。安平町追分地区にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」で、追分高校3年生が描いた絵手紙が展示されている。期間は来年1月末まで。
同校の選択授業「生活福祉援助技術」の取り組みの一環。3年生6人が日本絵手紙協会の会員から絵手紙について学び、ヒマワリ、蒸気機関車(SL)、野菜のトマトやカボチャなどを描いた12点の絵手紙と、制作時の様子を撮影した写真6点が並んでいる。
3日に道の駅を訪れ、掲示作業を行った小林花蓮さん(18)は、「水彩チックな雰囲気を意識した。筆の持ち方が普段と違って難しかった」と振り返り、「(コロナ禍の)制限があって気がめいっている中で、(作品を見た人に)ちょっとした感動やプラスの気持ちが芽生えてくれたらいいな」と話していた。