白老町議会は11月30日、定例会11月会議を開き、新型コロナウイルスワクチンの追加接種関連費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算など議案3件を原案通り可決した。
補正予算は、今年度予算に1億893万8000円を追加し、総額111億1380万4000円とする内容。新型コロナのワクチン接種事業や子育て世帯臨時特別給付金事業の関連費などを盛り込んだ。
この他、昨年12月、水道管と自動水抜き栓の経年劣化によって町営住宅内部で漏水事故が発生し、家財道具が被害に遭った居住者側に対し、総額148万円の損害賠償と解決金を支払うことも議決した。
行政報告で戸田安彦町長は新型コロナのワクチン追加接種に関し「来年1月から医療従事者を対象に接種を開始したい」と述べた。